福岡市動物園
ファンクラブ
★歴史★
福岡市はじめての市立動植物園は、昭和天皇御即位記念事業施設として昭和3年の発議以来5年の歳月を費やして、昭和8年8月20日に「御大典記念・福岡市動植物園」という名称で開園しました。順調な歩みを続けていた動植物園も、太平洋戟争の激化に伴い飼料の入手が困難となり、昭和19年5月20日閉園を余儀なくされました。さらに市民の安全のためにトラ、ライオン等の猛獣達は6月6日に処分され、翌7日に動物慰霊祭が行われました。終戦後世情も徐々に落ち着きを取り戻した昭和24年、福岡市は市制施行60周年を迎え、10月の市議会で記念事業の一つとして動物園開設の動議が出され、満場一致の賛同を得て成立しました。一方で、12月に西日本新聞民生事業団主催による小動物園が玉屋百貨店屋上に開設され、こどもたちに楽しい憩いの場を提供していました。こうしたなか、西日本の文化の中心地である福岡市にふさわしい動物園を速やかに設置すべきとの声がたかまり、昭和27年9月には福岡市動物園協会が設立され、市民・財界から2800万円もの大金が動物園建設資金として市に寄付されました。また、市長にゾウをおねだりするために中学生が中心となって天神町で署名活動したりなど、市民の積極的な参加を得ながら、昭和28年8月22日に現在の南公園内に開園することができました。以来半世紀、先人達をはじめ関係者の熱意と不断の努力により、幾多の困難を乗り越えました。