福岡市動物園
ファンクラブ
★動物科学館★
ここ「動物科学館」では動物の骨格標本・剥製・多種のタマゴ等が展示されており 動物のことについてなんでも相談・質問ができる「動物相談室」もあります。また 動物に対する人間の義務・動物園の役割等のパネル展示もあります。
★動物の骨格★
☆ダチョウ☆
現存の鳥類の中では最も大きく 飛ばない鳥として「走鳥類」(走る鳥)と呼ばれる。この仲間に共通することは竜骨突起(胸のまん中を縦にはしる骨)がないこと。普通の鳥たちは大きな胸筋(胸の筋肉)を持ち それで翼を動かして飛ぶ。その胸筋がくっついている部分を竜骨突起と呼ぶが 走鳥類は進化の過程で飛ぶことをやめてしまったために胸筋が不要となり 竜骨突起が退化したのである。ダチョウは走ることに適応し進化した結果 脚が大きく長く太く 指が大小の2本だけになった。翼は求愛行動や力の誇示のために発達している。
☆ゴリラ☆
ほとんど完全な地上生活者である。手の指の第2関節をおりまげ地面につけるナックル(指骨)歩行によって地上を歩行する。頭骨はまるみをおび 体の大きさと比べると他のサルよりも大きな脳をもっている。オランウータンの雄と同じように雄の頭骨には雌の猿人類には見られないはっきり目立つ頭頂部と後頭部の隆起(もりあがり)が発達している。彼らの前肢(腕)は後肢(足)より長く 独特なロコモーション(動き方)からもわかるように手首や肩の関節がよく動くのが特徴である。
☆キリン☆
肩の高さは腰の高さよりも高く しり下がりである。長い首を持っているが他の哺乳動物と同様に頚椎骨(首の骨)は7個ある。角はシカ類とちがって雄にも雌にもあり 毛の生えた皮膚ですっかりつつまれている。角の中には骨の芯が入っており これは頭の骨とは関係なく角の中に骨ができて それが次第に大きくなると頭骨とくっついてしまう。上の唇が垂れ下がっていてよく動き長く器用な舌を持っている(50cm)。指の数は第3.4指の2本だけであとはみな退化している。歯の特徴として 上の犬歯(きば)と門歯(前歯)はなく臼歯(奥歯)のみで下の犬歯・門歯は幅が広く 中央には裂け目があり これが木の枝から葉をしごきとるときに役立つ。
☆トラ☆
トラはライオンとともにネコ科最大の動物で 生息地域により形態や大きさが異なり いくつかの亜種に分かれている。典型的な肉食獣である上下のあごにはそれぞれ1対ずつ鋭く長い犬歯(きば)をもっている。これら肉食獣の歯はかみつく・切り裂く・かみ切るといった目的におどろくほど適している。また 四肢にはよく発達した先の長い「鉤爪」をもっており獲物を捕らえるときの武器にしたり 木を登るときに使ったりする。この爪は普段は引っ込めておき 必要なときだけ出すようにして 先がすりへるのを防いでいる。